盗聴の方法
盗聴の方法には大きく分けて「直接式盗聴」と「間接式盗聴」が挙げられます。
● 直接式盗聴
直接式盗聴とは、壁越しに隣の部屋の音を直接盗聴する方法です。コンクリートマイクを使う盗聴方法が主流です。
・コンクリートマイク
壁に特殊なマイクを当てて壁に伝わる振動を拾うことで隣の部屋の物音を集音し、それをアンプで増幅させてイヤホンで盗聴する装置です。対象者の隣の部屋への出入りが自由な場合に特に有効です。直接対象者の部屋に盗聴器を設置する場合と異なり装置自体が大きくなっても問題ないため、テープレコーダーがついた機種などもあります。
● 間接式盗聴
間接式盗聴とは、直接式と異なり有線や無線などを利用して離れた場所で盗聴する方法です。
・有線式盗聴器
対象者の室内や壁の内側などに設置した盗聴器から線を延ばし屋外で盗聴するタイプの盗聴器です。有線のため盗聴者がばれてしまう可能性が高い盗聴方法ですが、メリットとしては無線に比べて盗聴の音声がクリアに聞こえます。
・無線式盗聴器
最も一般的なタイプの盗聴器です。対象者の室内や壁の内側などに設置した盗聴器から無線で盗聴電波を飛ばし、離れた場所で盗聴した音声を聞くタイプの盗聴器です。
無線で目に見えないため盗聴者が見つかる可能性は低いですが、有線式盗聴器に比べて音質は劣ります。一つのマイクで室内の広い範囲の音を集音する必要があるため一般に感度を上げており、そのため雑音も拾いやすいです。
・電話盗聴
電話機や電話線に盗聴器を取り付けて電話の会話を盗聴する方法です。この場合室内の音は盗聴できませんが、話者だけでなく通話相手の声も盗聴することができます。
盗聴の方法
● 音感知式盗聴器(VOX式)
物音や人の声に反応して稼動するタイプの盗聴器です。
音の無い状態では作動せずその為バッテリーも通常の盗聴器よりも長くもちます。
以前の盗聴発見方法では発見困難なためこの方式の盗聴器が急速に普及しました。
ペン型等、一見盗聴器に見えない偽装品型が多く流通しています。
● スクランブル式盗聴器
一つの盗聴器で周波数を数波持ち、短い間に周波数が入れ替わる(1秒間に20回位)ので通常の受信機では盗聴電波を受信不可能。
その盗聴器の専用受信機による傍受でないと盗聴音声の確認ができません。
ただし盗聴電波自体は常に発しているので盗聴器を発見することは不可能ではありません。
● リモコン式盗聴器
リモコンのオン・オフで盗聴電波の発生を開始させるタイプの盗聴器です。
常に盗聴電波を発していないため通常の盗聴器の発見方法では盗聴器は見つけられません。
オフの時は盗聴器に電源が入っていない為、盗聴器のバッテリーも長く持ちます。
● デジタル式盗聴器
 携帯電話やPHSなどを使い盗聴器として転用したもの。全国のどこからでも、電話できれば盗聴できることになります。
デジタル波のため、盗聴器の調査には特殊機材が必要です。
アナログ波用盗聴器発見器では発見不可能。盗聴相手からの電話がないと稼動しない為、調査には長時間かかります。携帯電話本体の電池寿命しか稼動しません。
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